東洋眼虫寄生犬の処置をしましたので紹介します

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2017年1月31日東洋眼虫に感染した犬の処置をしましたので、東洋眼虫について紹介致します。
東洋眼虫は西日本を主体とした主に犬の寄生虫病で(猫や人でも感染例があります)マダラショウジョウバエなどが涙液を吸うときに感染します。 当院での診断数は今までに10例程度と記憶していますが、確実に狭山市にも存在しています。

当地で初めて感染を確認したのは相当以前(20年以上?)の話ですが、その症例は京都から越してきたシェットランドシープドッグの眼に寄生していました。その数年後から今までに診断した症例は西日本に出かけたことは全くありませんので、確実に狭山市に定着しています。狭山市に定着しているということは隣接した川越市・所沢市・入間市をはじめ埼玉県全域はもちろんのこと、関東地方にすでに定着していると考えて間違いありません。

以前経験した症例ですが、結膜炎として半年ほど点眼薬で治療を受け、長引いたたうえに改善が見られなかったために当院に来院にされ、東洋眼虫の寄生を発見いたしました。関東では鑑別診断の一つには入らない、あるいは入りにくいため見落とされやすい疾患であると考えられます。その他にも西日本に多い疾患で近年関東にも定着し、当院でもすでに何例も遭遇している疾患としてレプトスピラ症、バベシア症などがあり、西と東の地域差はすでにないと考えて診療に当たる必要があります。

画像はピンセットでつまみ出した虫体です。

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