腫瘍外科

外科担当について

当院統括院長は、日本小動物医療センターに付属の日本小動物がんセンターにおけるがん・腫瘍の外科手術を開設以来13年間に渡り実施して参りました。
その専門性を生かし当院において腫瘍外科を担当するとともに、勤務する若い獣医師の育成も行っております。
ここでいくつかの腫瘍外科手術のご紹介をいたします。

 

 

上顎・下顎の腫瘍

犬・猫の上顎や下顎には様々ながん・腫瘍が発生します。
これらは大きくなると摂食障害や呼吸困難などいろいろな問題を引き起こすようになります。
発生場所や腫瘤のサイズによっては切除手術が困難な場合が多いのが現状です。

手術の写真
※ショッキングな画像が含まれているので、この疾患でお困りの方、手術をお考えの方のみご覧ください。
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術後
手術前

手術前
術後
1年以上頑張りました
1年以上頑張りました

 

胸腺腫

心臓の頭側(前方)に出来る腫瘍の内の一種類で、一般に心臓の大きさ以下のサイズであれば摘出可能であるが心臓より大きなものは困難とされています。
しかし心臓よりも大きいサイズの胸腺腫であっても摘出可能な場合もありますのであきらめないでください。

胸腺腫

手術の写真
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開胸を行い腫瘤が見えています
開胸を行い腫瘤が見えています
術後、摘出した腫瘤
術後、摘出した腫瘤
摘出した腫瘤
摘出した腫瘤

 

肥満細胞腫

人と犬・猫では大きな違いのある腫瘍です。
犬の肥満細胞(体の肥満とは関係なく、細胞の名前です)の集塊は悪性(程度は様々ですが)であることがほとんどであると考えられます。
外科的に切除することを必要としますが、完全切除のためには腫瘍周囲の正常組織をかなり大きく切除する必要があり、場所によっては切除困難となります。

手術の写真
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口唇の肥満細胞腫
口唇の肥満細胞腫
口唇の切除
口唇の切除
口唇切除手術直後
口唇切除手術直後
口唇術後
口唇術後
耳介の肥満細胞腫
耳介の肥満細胞腫
耳介切除中
耳介切除中
耳介切除直後
耳介切除直後
耳介術後
耳介術後

 

膀胱癌

癌そのものによって生命を脅かされる前に、腎臓から膀胱へ尿が移動できずに起こる水腎症や膀胱から尿道へ移動できないための排尿障害などによって尿毒症になり死にいたることが多い疾患です。
当院では根治を目指し膀胱尿道全切除手術を行っています。

手術の写真
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摘出した膀胱
摘出した膀胱
膀胱尿道の内腔
膀胱尿道の内腔

 

骨盤周囲の腫瘍

骨盤や大腿近位部の骨肉腫、軟骨肉腫、軟部組織筋肉などが発生し骨盤に影響が及んでいる場合、骨盤を残しての切除手術では不完全切除になってしまう様な場合でも、片側の骨盤を切除する事によって完全切除が可能になる場合があります。

手術の写真
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右の骨盤に異常が認められる
右の骨盤に異常が認められる
術前、傷は病理検査のためのものです
術前、傷は病理検査のためのものです
手術直後
手術直後
術後のレントゲン写真
術後のレントゲン写真
術後3本足で歩行しているところ
術後3本足で歩行しているところ