補完代替・統合 獣医療

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補完代替獣医療とは

補完代替獣医療は、補完獣医療と代替獣医療を合わせたものであり、もともと正式には別のことを指しているのですが、これらを厳密に分けることが困難であるために2つをまとめて補完代替獣医療と呼んでいます。

補完獣医療 現在我々が行うあるいは受ける西洋獣医学を補う獣医療を言います。
代替獣医療 西洋獣医学に取って代わる獣医療を言います。

 

 

統合獣医療とは

医療分野と同様で、補完代替獣医療や伝統獣医療などと西洋獣医療とを組み合わせることによって行う獣医療を言い、最近では医療・獣医療共に統合医療・統合獣医療が様々な状況で実践されるようになっています。

 

 

米国における補完代替医療の研究

1993年 米国国立衛生研究所(NIH)に代替医療事務局が設置される。
1999年 NIH25番目の独立組織として国立補完代替医療センター開設。

 

研究対象

全ての医療体系   ナチュロパシー、ホメオパシー、伝統的中国医学、アーユルベーダー
心と体の医療    瞑想、リラクゼーション、催眠療法、芸術療法、音楽療法、ダンス療法
生物学に基づく医療 ハーブ、健康食品、ビタミン
整体等       カイロプラクティス、マッサージ、指圧、リフレクソロジー
エネルギー療法   電磁療法、レイキ、気功、セラピューティック・タッチ

これらを頭ごなしに否定することをせず、国立の組織が調査研究を行っていることを知り、アメリカの器の大きさを感じさせらました。

 

 

がん・腫瘍に対する統合獣医療

がん・腫瘍の治療は3本柱として知られる治療方法に加え、第4の治療として免疫療法も選択されるようになってきています。
さらに緩和ケアという5本目の柱が重要視され、第4、第5の柱に対して統合獣医療が積極的に応用されています。

 

がん・腫瘍治療の3本柱とは

1.  手術療法
2.  化学療法(抗がん剤療法)
3.  放射線療法

 

1. 手術療法

がん・腫瘍を外科的に切除するという局所的な治療方法で、目で確認できるシコリとその周辺に浸潤していると考えられる正常組織やリンパ節を同時に取り除くことができます。
ほとんどの場合99%以上のがん・腫瘍細胞を1回の手術で消し去ることが可能です。

 

2. 化学療法(抗がん剤療法)

内服、注射、点滴などによって細胞障害性の抗がん剤や分子標的薬を用い、がん・腫瘍を破壊、縮小させる治療方法です。
転移病巣にも効果を示しますが、正常細胞にも作用するため副作用が頻繁に起こり、苦痛を伴います。

 

3. 放射線治療

がん細胞は正常細胞と比較して放射線の影響を受けやすいという性質を利用し治療を行います。
しかし放射線治療には必ず放射線障害を伴うものですが、最近の進歩した放射線治療ではその発生を最小限に抑えられるようになってきています。

 

第4の治療 免疫療法

人や動物に生まれつき備わっている免疫は、細菌やウイルスなどの外敵の侵入に対し自己を守るために働いています。
さらに日々いくつものがん・腫瘍細胞が、正常な細胞増殖の際のミスで生まれていますが、その細胞も日々適切に免疫細胞が処理をしがん・腫瘍から自己を守っています。

不幸にもこの免疫細胞の処理をすり抜けがん・腫瘍を患ってしまった場合に、免疫の力を強力に高めがん・腫瘍を撃退させることを期待して実施する治療法が免疫療法で、がん・腫瘍の第4の治療方法として注目されています。

動物に対し利用可能な免疫療法には、活性化リンパ球療法、樹状細胞療法があります。
また、サプリメントで非常に強力に免疫系細胞の働きを活性化することが知られている米ぬかアラビノキシラン(バイオブランMGN3)を主成分とするレンチンコップや、それをさらに上回る免疫向上作用を持つ低分子米ぬかアラビノキシランであるオリザロース(オリマックス)を与えることも免疫療法に含まれると考えています。

 

 

当院で実施可能な治療

各種サプリメントの応用
レーザー温熱療法   
活性化リンパ球療法  
樹状細胞療法     
高濃度ビタミンC療法