当院が提案し世に出た動物用サプリメント その2 クランベリー

  • TOP
  • [カテゴリー: ブログ]
  • 当院が提案し世に出た動物用サプリメント その2 クランベリー

当院が提案し世に出た動物用サプリメント その2 クランベリー

海外のある書籍の記事に民間療法が紹介されていました。尿路感染症に対するクランベリーの効果についてです。民間療法は馬鹿にできません。今までにも白石動物病院ではいくつかの民間療法を取り入れてきました。

クランベリーの尿路系疾患への効果を知った当時、多発性骨髄腫により複数の病的骨折をおこし動けなくなった犬を診ていました。病的骨折に続発し神経障害、排尿障害も起こり、重度の尿路感染症が合併しました。抗生物質で治療、尿路感染症再発、そしてふたたび別の抗生物質で治療、これを繰り返しついには抗生物質はほとんど効かなくなり困っていました。クランベリーをこの子に使ってみたいと考え探してはみたものの、国内には動物用どころかヒト用でさえも見つけられませんでした。しかしついにヒト用でイギリス製のサプリメントが販売されているのを発見し、それを取り寄せ使用してみました。尿中の菌は消えませんでしたが許容できる範囲に減少しました(獣医師はわかると思いますが自力排尿ができなくなった膀胱内には、多種で無数の菌が住み着きます、これが大幅に減少したのです)。

埼玉の動物サプリメント販売会社ミネルヴァコーポレーションの方にこのサプリメントに関する話をしたところ興味を持って頂くことが出来ました。そして日本初、動物の尿路疾患のためのサプリメントとしてクランベリーを製品化して頂きました。その後、他社からも次々と同様商品が販売され、私たち獣医師や泌尿器疾患に苦しむ動物の飼育者が利用しやすくなってきました。

コメントは受け付けていません。